序盤は諸星の染められてゆく様がゆったりと描かれていたので正直テンポ悪く感じました。
ですがシャブが登場したあたりからですかね。諸星の周りの環境から少しずつ崩れていって。諸星自身もおかしくなって。そこからどんどん世界観に引き込まれてて。
初めて太郎に打たせたときのシーンは鳥肌がたちそして息を飲みました。
ところどころ「悪い」描写があったのですが、何が一番「悪い」って実話に基づいてるところですよね。
この監督の映画は凶悪もそうだったけど重い!暗い!!!でも必ずなにかメッセージ性があるというか。考えさせられるのが好きです。
綾野剛は色んな意味で最高だなと再確認出来る映画でした。
ピエール瀧おじさんはすっかりチンピラ的な役柄ががしっくりくるようになってますが、電気のときはそんなんじゃないじゃん!最高!大好き!!!となります。