映画館で視聴したのは中学生の時だった。友達に連れられ興味はなかったが、まぁ暇だし行ってみた。初めはどちらの世界線の話なのか時系列はどうなっているのか、中学一年生の僕の頭では処理が難しかった。ただ気づけば後半に差し掛かり、意味がわかってゆき、僕の興奮した鼓動が抑えきれなくなった。映像にいや、主人公に乗り移っていたのかもしれない。そのぐらい電車ですれ違うシーンは興奮と驚きが隠せなかった。。思春期の頃だったので綺麗なバイト先の先輩とくっついてくれないかなとも思った。今思うと恋愛映画ではない。。。もはやそこはどうでもよいのだ。
映画が終わってからは何も考えることができなかったのだ。帰り道の自転車も覚えていないぐらいに。。。家につき予告を何度も見直した。。まるで平凡な日常が変わってしまったみたいな感覚だ。2回目をみに行った。。。。興奮を抑え真剣にみた。。。2回目なのに感動は2倍になった。とんでもない名作だと中学生ながらに思った。人生に光がさしたような。。。。
