完成披露試写会にて。原作未読です。
就活というものを5年前に経験した自分から見ると、懐かしいようなまた悪夢を見させられたような。
同じようなスーツ着て合説にぎゅうぎゅう詰めになりながら集る光景は、滑稽だし気色が悪い。
SNSを通じて、虚偽の自分にも本当の自分にもなり得る。と、思ってしまう。
皆、自分が何者なのかなんてわからない。
その探り方さえわからない。
それでも「あなたを1分間で表現してください」という愚問を投げかけられる。
それぞれいろんな生き方も考え方もあるけど、どうして人は比べて蔑んだり嫉妬したりしてしまうんだ。
「世界に一つだけの花」みたいな考え方ができればどんなに幸せだろう。
まあ、それをぶち壊すのが「就活」なんだけども。
他人や自分を「認める」ことの難しさが生々しく表現されてるなと思いました。
そして、キャスト。
原作知らないけど、豪華すぎるけど、もう個々のキャラクターが自然すぎて最高でした。
菅田くんのライブシーンも素敵。
あと、この映画には一切ラブシーンというものがありません。
公開したらまた観に行きます。