Tateo

何者のTateoのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
3.0
就活を舞台にした人間模様を描いた作品。

就活がテーマではあるものの、SNS時代に生きる若者がテーマという感じ。
舞台が就活である。のような。
そういった点で「何者」という題名は言い得て妙な気がする。
たしかに就活ではなく、若者の生き様、生きにくさなのかなーという映画。


就活戦線どっぷりなはなしかとおもっていたら盛り上がりにくい方向に進んでいった。
それながら割と見入ってしまったのは監督のうまさか?実力派プロデューサーの技か?

ラスト、もう少し明瞭にほしい!とか盛り上げてほしい!とかあったけど
全体としては好き。



5年ほど前に就活をした自分としては面白かった。
が、そうでない世代の方が多いとおもうが、その人たちにはどう響くのかすごく気になるところでした。

予告を初めてみたときからめちゃくちゃ気になってた映画。見れてよかった。
こういう、うまさの光る社会派な話は好きです。
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