ゆーり

何者のゆーりのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
3.0
まず、観終わってから何をしたかって、メールで自分のツイッターを検索したよ!笑

そして、上司の悪口書いてなかったっけ?!と焦って読み返したよ笑


CMとキャストが面白かったから前から観てみたかったんだけど、ドラマ性はないのかな?なんて思っていてたら観そびれてしまっていた。

やっぱり役者がいい!
自然な演技と設定、あるある的な。
舞台の挿入も面白かった。

けど、あるよねーっていうだけで、CMのような盛り上がりは感じられなかった。

私の就活の当時は氷河期で、リクナビ・マイナビに敷かれたレールを進んでいくような就活の仕方に違和感がありながら、でも、それもかなり楽しんでやっていたなぁ。

落ちたら人格を否定された気分にもなったけど、そこの会社とは合わないってことを向こうが判断してくれてよかったと思うことにして頑張っていたことを思い出した。

今は採用側として売り手市場のなか、就活慣れした人たちをどう見極めるか課題で、

確かに、菅田将暉がいう通り『就活が得意』なだけで、中身がよくわからんやつが沢山いて、何のために就活してるの?って人たくさんいる。

今も思えば、自分もひとまずどこかで場数踏んで、内定いくつかもらって安心しようという考えで行動してた。

自分が認められるために就活をしているのか、本当に会社理念と自分の理念(大切にしてる考え方)の不一致を確認してきてるのか、新卒だと特に、深く自分のことをまず考えられていない印象が強い。(もちろん中には自分の軸を見極められてる人もいるけど。)

何がしたいかわからないで悩んで動いていない人は論外で、人の批判ばかりしてるのも論外で、有村架純ちゃんのように現実を見た上でしっかり企業に就職出来ていることが凄いし、それでいいと思う。

自分の親世代はこのような就活の実情や、SNSの存在がどれだけ若者の中で大きいか理解出来ないと思う。

私でさえ最近の20代の考えていることがわからなくて既に怖い笑

誰でも何でも発信できる世の中になっちゃって、便利なようで面倒だったりする世界になってきているけど、そんな世界、SNS離れしてしまえば切り離せてしまう。

何がしたいっていうのは、会社に入ってからでも生まれるものなので、自己分析では、どんな考え方を自分は大切にしているのか等を突き詰めてほしいな。

意外と長くなってしまったけど、感想としては冒頭の二つでいいや笑
ゆーり

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