おでんといえば

KUBO/クボ 二本の弦の秘密のおでんといえばのネタバレレビュー・内容・結末

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

美術はめちゃくちゃ美しいです。

それだけに人形そのもののデザイン(言葉を選ばずいえばブサイク…)や、物語が家族という狭い話に収まってしまったのが残念です。
あくまで冒険譚である限り、冒険の中で出会った他人同士が絆を得て、協力する浪漫を感じさせてほしかったです。例えるならジョジョのポルナレフのような…。観るうちに、お前も肉親だったんかーいとこけそうになりました。
人形もかなり極端なデフォルメが効いたデザインなので、子供のクボはまだいいけど、母親なんかは若干生理的な怖さを感じるタイプの造形だと感じました。

この制作技術には敬意を払いますし、こういう技術と意欲のある制作スタジオこそ報われてほしいと応援したくなります。一方で、作品そのものは好みじゃありませんでした。人によるのかなぁ。