KUBO/クボ 二本の弦の秘密の作品情報・感想・評価

KUBO/クボ 二本の弦の秘密2016年製作の映画)

Kubo and the Two Strings

上映日:2017年11月18日

製作国:

上映時間:101分

4.0

あらすじ

三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父に狙われ、助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。 追手である闇の魔力から逃れながら、父母の仇を討つ準備を進めるクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタと…

三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父に狙われ、助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。 追手である闇の魔力から逃れながら、父母の仇を討つ準備を進めるクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知る―。

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」に投稿された感想・評価

mmgnn

mmgnnの感想・評価

4.0
ストップモーションアニメであることを忘れる映像の滑らかさ。CGと違う魅力を感じるのは、一コマ一コマが演出されているからなのかな。
ストーリーは比較的単純。

このレビューはネタバレを含みます

視聴した人達がぜひ映画館でと口を揃えて言うので、観れる機会があって良かった。
ストップモーションアニメと言われても、ホントに!? と驚くほど滑らか。精巧で多彩な表情のキャラクター達はたしかに魂が宿ってるみたいだった。
日本人では出来ない演出、けれどたしかに日本が舞台と分かるし、当たり前に思っている文化をこんなに美しく表現されて感動する。

ストーリーで描かれる不思議な力は、妖力とか魔力というより、魔法に近い。最初は何だろうと思っていたクボや母親の能力が、徐々に明らかになるが、その過程は自然で説明的ではない。だかは中だるみせず物語に集中出来る。
明かされる真実は切ないけれど、姿形は違えど家族は惹かれ合うのだなと納得した。
そして気づけば涙が溢れるラスト。
クボ自身の結末も良かったが、私は村人に感動した。クボの祖父である月の帝によって焼かれた村の人々。その彼からが全てを失った月の帝に対して、寛容な未来を与える。もちろんそれだけではないけど、でも様々な事を含めて優しく強い心を、名もなき人々誰しもが持っている。衝動のまま怒りや悲しみをぶつけて、憎しみの連鎖を作るような事をしない。
愛をもって描かれた日本に、私はこんなに優しくなれるだろうかと考えてしまった。

このレビューはネタバレを含みます

一番好きなシーンは枯れ葉で船を作るところ

大人の口論を行動で諌める子供と成長を感じる親の眼差し。
そして、それを物語として紡ぐ語り部である子供の存在

物語の必要性という大きなテーマの中だからこそ、人生における普遍的な場面の投影が際立つと感じました。

ライカ作品、大好きです
面白い。物語自体はそれほど特徴的とは思わぬが、精密というかとてもつくりの良さを感じ、登場キャラの心が伝わる。
寛子

寛子の感想・評価

3.9
海外の人から見た日本の魅力が存分に伝わってきた。
ストップモーションであることを忘れそうだった。
瞬きすら、してはいけない!


トラヴィス・ナイト監督 2017年製作 吹替版


字幕版はアート・パーキンソン、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒーなどがメインの声優を務めているんですよね~。そっちが良かったなぁ。吹替版が下手だったわけではないけど……。
他にも、レイフ・ファインズ、ルーニー・マーラなども出ており、個人的にはジョージ・タケイが出てるのも嬉しかった。円盤になったら、絶対字幕で観よう( ˘ ˘ )ウンウン





これはめっちゃ楽しみにしてました\(^o^)/
なかなか地元では公開されず、これも2ヶ月遅れて、ようやく公開されました(T_T)。でも、今作に限らず、公開のない地方もあるので、公開されただけでよしとしなくちゃね( ¯−¯ )フッ


この日は「西遊記」と2本続けて観たんだけど、実はこの両作、ちょっと似たところがあって、続けて観たことで見えてくるところもあり、面白かったです。

どちらも主人公は子供で、ある出来事により、幼くして親を亡くし、運命(さだめ)を持って生きていく成長物語になっていました。

「西遊記」は妖怪の手で両親を殺され、托鉢僧に育てられることになり修行する身。「KUBO」も、やはり、父親と片目を失い、母親も正常とは言えない状態で洞窟暮らしをしている。

二人とも子供ながら、生きるために強くならざるを得ないんです。しかし、性格的には決してネガティブではなく、周りの人に愛されていく。そんな展開も似てました!
共感しやすいキャラ設定なんですね!



さて、「KUBO」について、もう少し語りましょう。
まずは、作風ですが、ご存知の通り、今作はストップモーションアニメで作られています。これは尋常じゃない手間をかけて撮っていますよね。エンドクレジットで撮影風景が早送りで映されるのですが、本当に手間暇かかっていることに驚き、そして、感心しました( ˘ ˘ )ウンウン

また、まるでアニメかと思うような動きの滑らかさと、3Dプリンターを駆使して創り出された、人形だからこその立体感が、登場人物を生き生きとさせていましたね。

さらに、折り紙をモチーフにして生み出される人形たちが、日本人の私たちに大きな郷愁を与えてくれるところも大きい。動き出す折り紙たちがサイコーなんです。

これらの織り成すコンビネーションが本当に素晴らしく、作品をより魅力的に仕上げていました。




KUBOには副題として「二本の弦の秘密」と書かれています。ここで問題です。KUBOが弾くのは「三味線」なのに、なぜ、二本の弦の秘密なのか?あと、1本は?残る2本は?となりますよね。


実はこの作品、「三」というのが重要なキーワードになっています。

KUBOとサルとクワガタという旅の「三」人
刀と鎧と兜という「三」つの武具
そして、KUBOの弾く「三」味線


なのに、副題は「二本の弦」なのですよね。
どうしてそんな副題なのかは、ぜひ、作品を観て考えてみてくださいね( ˘ ˘ )ウンウン




最後に音楽🎶音ネタ💩ウンチクンです\(^o^)/


まずは、KUBOの持つのが「三味線」だということですよね。それゆえ、映画全編に三味線の音が流れます!雅楽テイストが素晴らしいんです。

KUBOがこの三味線を弾くと、和紙が自ら折られ、折り紙たちへと生まれかわり、動き出します。特に、折り紙の半蔵は重要なキャラクターになっていましたね。監督によれば、三船敏郎をイメージしたんだそうですよ。すごい٩(ˊᗜˋ*)و”


そして、エンドロールで流れる主題歌は「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」です。
オリジナルはビートルズの作品で、これはジョージ・ハリスンの最高傑作ですよね。そのオリジナル版のギターソロはエリック・クラプトンが弾いているんですが、今回、そこが三味線になっている三味線バージョンでカバーされていました。

そして、さらに日本語吹替版は、新たに吉田兄弟が演奏するバージョンへと差し替えられています!ここだけは吹替版で良かったなぁと思ったところでした\(^o^)/

さすがの演奏でした!


そんな、映像よし、音楽よし、ストーリーよしの、外語人が作る日本テイストのストップモーションアニメ「KUBO」を、みなさん、ぜひ、ご覧になってください(`・ ω・´)ゞビシッ!!
kaori

kaoriの感想・評価

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吹替で観てよかった。矢島晶子さんのクボがとにかく素晴らしかった。
体調が悪かったせいか、あんまり面白いと思えなかった。
字幕で見たかったなあ。
おこめ

おこめの感想・評価

5.0
日本を舞台としたスタジオライカのストップモーションアニメ映画。

ストップモーションアニメをみるのはうん十年ぶりだったけれど、これCGなの!?と思うくらいなめらかかつ動作が自然な感じでした

映像美に驚かされたと同時に、作品に取り込まれた日本文化や世界観に感動しました。
ストーリー含めて、エンドロールの最後までもがしっかり話に繋がっている。最後まで物語を見届けたときの感動が忘れられませんでした!
主人公の右目。

その感情起伏がツボでした。

嗚呼、あの三人が愛おしい!!!
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