ストップモーションってのが信じられないような、でも確かにストップモーションらしい動きもところどころにあって、それがまた愛しい。
息を呑むような美しさと迫力があり、生命を感じる映像。その素晴らしい映像は恐怖心もかなり煽ってくれて、姉妹の登場シーンはホラー映画かと思うくらい怖かったです。ちっちゃいときにみてたらたぶん泣いてたw
そして、様々な物語を内包した壮大だけど暖かい物語。最後の展開にはえっ…！となりました。一周まわって皆の言葉は真実なんじゃないかと時空転換説とかいろいろ考えたけど、「物語」というキーワードを考えるとやっぱり皆の暖かい気持ちなんだろうなという事で落ち着きましたw 子供の「ほんとだよ」には惑わされます…。
一番感じたのは美しさです。映像も物語も。
日本が舞台なわけですが。自分みたいなただ日本という場所で生まれ育っただけの日本人よりも、日本文化のことちゃんと理解してるんじゃないかな…と、他の方の考察などを見てて思った。「わびさび」とかいうワード全然出てこなかったよ…。恥じてます。
製作陣に向けて日本を愛してくれてありがとう、と堂々と言えるようになりたいです。
