魔法の三味線と折り紙を操る片目の少年クボは、不吉な子どもとして一族から命をねらわれていた。ある時、邪悪な伯母たちに見つかってしまうが、母親が最後の力を振り絞って放った魔法によって助けられる。1人残されたクボは、母の力によって命を吹き込まれたサルとともに、母が最後に言い残した「3つの武具」探す旅に出る——。
第89回アカデミー賞で長編アニメーション部門にノミネートされたストップモーションアニメ。
クボやメインキャラはストップモーションだが、モブキャラはCGのシーンがあったり、エフェクトもVFXだったり、全てがストップモーションなわけではない。
たが、CGのキャラとストップモーションのキャラは、ほとんど見分けがつかない。これがストップモーションなのかと、驚くばかりだ。クボの表情は4800万通り、サルの表情は3000万通りもあるなんて、むしろ、ちょっと狂気じみている。制作は、パートごとに分けて作られているが、合計すると114万時間以上かかっているらしい。
まばたきすら、もったいない。