千秋姫

映画 聲の形の千秋姫のレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
4.0
2時間ちょい、の中にホントに様々なストーリーが詰め込まれていて
これは間違っても、ただのお涙ちょうだい映画では決して無くて
耳が聴こえないというハンディーを持って生まれた少女は、ヒロインとして出ているけれども
障害やハンディーに大も小も無くって
人それぞれ必ずしも『生き辛さ』というものは人生それぞれに絶対的にあるもので。

後悔や過ちと、どう向き合っていくのか
それを自分の人生の糧にし、どうこの先の人生と向き合って真っ直ぐに生きていくのか
そんなヒント的なものが描かれていると思う

「わたし」という個人が今抱えている問題だったり、忘れられない過去だったり
「わたし」という個人と、それに関わり共に支え合う「存在」との生き方のヒントだったり

映像として観ていたものは、二次元というアニメだけれども
細かい音響だったり、もちろん心の動きだったり
「あるある〜」と誰もが共感してしまうような小学生時代の感覚
生々しい三次元の世界観に入り込んで鑑賞が出来た。

号泣…。良かったです!
千秋姫

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