《聴覚を失った女の子と友達を失った男の子の切ない物語》
西宮硝子が転校してきたことで、小学生の石田将也は大嫌いな退屈から逃れる。
しかし、硝子とのある出来事のために将也は孤立し、心を閉ざす。5年後、高校生になった将也は、硝子のもとを訪れることにし……。
自分に生きる価値を見出せなくなったことがある人なら誰もが共感できる作品だと思う。つらい時こそ見るべき映画。
自分は漫画の方も読んでいたので内容は一応把握してからの視聴でした。
とても辛く悲しい物語ですが、その中で揺れ動くキャラクターの心理が見る人を魅了すると思います。
舞台が岐阜県大垣市と自分の実家から割と近いのでナガシマスパーランドのホワイトサイクロンのシーンとかは懐かしい思いでした。(もうホワイトサイクロン取り壊されちゃったけど泣)
ヒロインは声を出せないがそれでも字幕なしにとても伝わりやすくうまく表現していてる映画でした。
いじめや虐待という重苦しいテーマというよりかは、”人と人が互いに気持ちを伝える難しさ”を感じることのできる素敵なアニメーション映画だと思います。記録。
