最高だった。ここまで17世紀の世界をリアルに造り出したことに尊敬する。終わり方も文句なし。
聖書の解釈の違いで村から追い出されてしまった清教徒ウィリアム一家は離れた地で暮らすこととなる。赤ん坊サムの世話をしていた長女トマシンは一瞬目を離した隙にサムが居なくなってしまう。悲しみに暮れた家族に追い打ちをかける食糧問題。更には弟ケレイブの行方不明。主人のウィリアムはトマシンが魔女で彼女の仕業と思いやがて一家の崩壊を招くことになる。
作品を通して光の演出が不気味で素晴らしい。終始どこか薄暗かった。序盤から森の不気味さがいい味を引き出してました。「この森には何かいる」そんな予感を感じさせるほどに。作中には2匹の羊が出てきます。白い羊と黒い羊。白い羊は乳から汁を出す役割が有りますが黒い羊って何の為にいるんだろう。この黒い羊、物語で重要な位置づけをしてます。
今作品の演技で『スプリット』の主演を決めたアーニャテイラージョイですが納得の演技までした。めっちゃ可愛いし。
要するに
アーニャテイラージョイがめっちゃ可愛いからクリスマス一緒に過ごしてくれって話。
