トム

死霊館 エンフィールド事件のトムのレビュー・感想・評価

3.5
●あらすじ
最も信憑性の高い心霊事件をもとにして作られた実話。
1977年イギリスロンドンのエンフィールドにあるホジソン家では日々心霊現象が起きていた。
そこで教会からの要請を受けた心霊研究家ウォーレン夫妻が家へ向かう。

●作品単体の感想
一応、楽しめた。インシディアスに似てる。最初は緊迫感あったけど、怖いかと言われれば怖くは無い。なぜなら歌手の〝マリリン•マンソン〟に似ているから!
もうマンソンにしか見えない!あと、幽霊ハッキリとですぎ!しかも、暴れ放題!家族関係なしに暴れる君!そんなの怖くねーよ!
やっぱジャパニーズホラー(リングとか)みたいにじわりじわりと精神やってくる感が怖いと思うから平気だった。
とはいえ、最後のホジソン家の事に語られるのは、少しゾッとする。そして実際に録画された音声や記録写真が流されるのは鑑賞者を引き込んできてプラスポイント!

てか最初の前作の?射殺回想シーン。普通射撃音で子供起きるんじゃない?といらん疑問が頭かけめぐったw
後、ラストの撃退法なんだけど、相手自ら弱点さらけだしててそんな事ある?って思ったw

●実話について
実話である事は、どんな映画でも高評価をつけたくなる。ただその実話が嘘で作られたものなら高評価は付けれない。
私自身以下の理由で幽霊を信じないのもある。
①虫や動物の幽霊がいない。
②人を怖がらそうとつくられた感あるフォルムをした幽霊ばかり。
③世界では悪魔、幽霊、妖怪とか分布によって違う。
④光の屈折で目に見えるわけだから物質的に存在する力があるとすれば余りにも都合が良すぎる。
この4点で幽霊は信じない。
ただ人が言う「幽霊を見た」は信じる。その人の脳のエラーで見えた幽霊だと思う。幻覚と同じ。

さて、この事件がなぜ嘘くさいかと言うと、まずウォーレン夫妻が怪しいから。
前作の事件は弁護士によって嘘が盛り込まれた話だと暴露されていたりして正直金の匂いがする。
空中浮遊の写真もやっぱジャンプなんじゃないかな。子供の頃、よく同じ写真撮ってたし(笑)
後、あんだけ力あるのに〝人を殺さない〟〝家も燃やさない〟法律にひっかからない荒らし方で不思議に感じちゃうな(笑)
てか部屋から部屋へ物体を移動させる力あるならみんな殺せるでしょw
うーん、怪しいー...
普通に娯楽として見る感じがいいね。実話と考えたら、そこのソースを調べたくなる性だから...。

結論、人は死んだら〝無〟だ!

はい、終わり
トム

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