突出して面白いわけではないけれど最後まで目が離せない映画でした。
奴隷反乱の話。
白人側って本当に理不尽で自分勝手で残酷なんだけど、くくりではなく1人の人としてみたときに、主人公を教育した女の人みたいに黒人を同じ人間としてみようとしていた人達もいたんだろうな。いてほしいな。
主人公の主も、なんとなく悪いことってわかってるけどそれを認めるのがこわくてお酒に逃げてたり周りの人に流されたりしちゃってるっぽかった。気づいてるけど見ないフリ。
ハッピーエンドではないけど、いつかくる勝利へ遺志が繋がったよ、って描いてくれたのが救い。
主人公の熱のこもった叫びみたいな説教シーンにはぐっとくるものがある。