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人魚姫のRのネタバレレビュー・内容・結末

人魚姫(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!
大袈裟な曲をバックにくだらないギャグが繰り広げられるシーンや、そこいる!?ってなっちゃうワイヤーアクションやチープなCGがすごく好き。遊園地での歌唱シーンはここ最近で一番ブチ上がった。老婆の強キャラが出てくるのも好き。
タコ兄の脚のシーンは顔芸に笑いつつも、痛そう…となりつつも、でもこいつシャンシャンを騙してキスしよったしな…とも思ったり。
ストーリーは、途中まで題名は「人魚姫」だけど所謂おとぎ話の人魚姫とは全然違うのかな、と思っていたけれど、ちゃんと人魚姫だった。
ソナーについて、リュウの無知が原因だったという描写は、おとぎ話の王子も最後まで人魚姫の事を知らなかったという事を彷彿とさせるし、世の中争いの大体の原因は無知に起因するんだよなぁとも考えさせられた。リュウ、わりとずっとダメ男なんだけど、ソナーの効果を身をもって体験するところはちゃんとしてるな、と。
ルオラン勢の人魚族への攻撃描写が容赦なかったのも印象的だった。急に緩急つけてくるやん。
でもルオラン、リュウの事ちゃんと好きだったんだね、人間味はあったんだな…。
おとぎ話は悲しい結末だったけれど、こちらはハッピーエンドで終わって良かった。
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