Netflixさんで発見しましてなんとなく観賞。なるほど…なんだか甘そうで苦いカカオ70%のチョコレートみたいなお話だった(意味わかんない例えやめろバカ！でもザーメンって書くよりいいよね？)
サラッと耳に挟んだ話だと実話ベースなフィクションだそうで、結局どっちかよくわからんけど兄弟でバーをオープンさせたってのは本当らしい。
始まりから片目の弟ジョーの性格の良さを際立たせる演出は素晴らしいよね～酔ってベロンベロンな異性に手を出さない系男子の性格の良さは異常ですよ！マジ紳士。この弟ジョーのビジュアルがなかなかのモンで上半身裸の後ろ姿…腰からケツのラインがそそりますね。相手役がちょっとタイプじゃなかったけど綺麗なセックスシーンを何度かいただけて眼福でした。
で、この弟と一緒にバーの経営に乗り出す兄貴がクセ者でさ、決して悪い人じゃないんだろうけど調子に乗りすぎて自ら台無しにしちゃう人なんだな…頑張り過ぎて裏目に出ちゃう人いるじゃんね？そんなタイプ。非常にめんどくさい。でも弟はちゃんと兄貴を立てるし、めんどくさいこと起こされても心配して見捨てないのが何ともね…ほら甘くて苦い……苦味強めね。
兄弟モノ好きなんだけど、これはなんか苦味が多すぎて切なかったなぁ…まあ、最終的にはほどよく距離感とれてよかった気がする！ってか、兄貴は懲りない男だね～奥さんめっちゃ苦労するなぁ。
バーでかかる音楽なんかがハイセンスだわ～って聴いてたら、ソウルワックスさんが全部書き下ろしてるらしいわよ！ソウルワックスさんあんまり知らないけど、苦い映画に潤いを与えてくれてますね。よかった音楽ありきで。
そんなガンガン音楽流れてみんな踊って騒々しい場面が続くと思えば、突然音が消える場面もあり…とても上手に緩急つけてるなぁって思いました。ちょっと尺が長いけど新しく気になる俳優さんとも出会えたし、観てよかったと思いますよ。
そいや、この監督の映画観たことないな～｢オーバー・ザ・ブルースカイ｣ね。今度観てみよ～
