オーウェン

ライブ・フロム・バクダッド 湾岸戦争最前線のオーウェンのレビュー・感想・評価

3.2
1991年に起きた湾岸戦争。
その半年前に情勢を調べるためCNNの取材陣がバグダッドに赴く。
だがバグダッドには戦争の匂いを感じ取っていた、他国の取材陣との競争を強いられることに。

実際に取材したCNNの映像を基に半ドキュメンタリーのような構成で現地を写していく。
そのため現地の映像にリアリティはあるし、証言だけとはいえフセインのインタビューなども実に生々しい。

だが役者たちがこれを演じるとなると迫力は薄い。
ドキュメントでもいいと思ってしまったら、この手の作品は真実味が急激にしぼんでしまう。

ただマイケル・キートンは「ザ・ペーパー」でもそうだったが、記者という役柄を上手くつかんでいる演じ方であった。
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