いのうえ

スイス・アーミー・マンのいのうえのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
4.3
とても奇妙でした。そしてとても良かったです。いっぱい笑ったし、感動しました。
しばらくおならで笑うし泣くと思います(笑)

ハンクとメニーのやりとりと音楽がとにかくテンポ感が良くて、
なんでもまっすぐに思ったことを言葉にしてしまうメニーと、
なかなか素直に言葉に出来ないハンクに、生きていく上での厄介さとかが見えて、共感したりとか。

若い男子同士の会話だから、バンバン下ネタな言葉が飛び交うけど、それもメニーが死体だからこそ。
でも言い過ぎちゃったりすると素直に謝ったりとか、思わず笑っちゃいました。

一番好きなのはバスのシーン。
もう二人とも可愛くて。純粋な想いに溢れるシーンだったなと。
映像も綺麗だった。

いつもの通り吹替えで観たんですけど、
賢章せんせーになんてこと言わせてんだ!(笑)ってなったけど、
ダニエル君と一緒に、子供の頃から演じてきて、賢章くんも成長してるんだなって思えます。
言い過ぎちゃったときの「…おぅ…」が好き(笑)

ラストシーンも良かった。笑顔が最高でした。
オススメです。
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