戦隊ヒーローものの逆輸入と聞き、ものっすごいハードルを下げて初日吶喊。
ごめんなさい、完全になーめてーたーでしたm(._.)m
昨今のヒーローものは概ね「ヒーローになってから苦悩する」パターンが多いのに対し、この作品は「ヒーローになるために苦悩する」という、「ヒーロー」というものあるいは「仲間」の本質に迫る構成のように感じました。
ヒーロー映画としてみれば、たしかにこそばゆいところが多いです。
もっと戦闘シーンは見たかったし、メガゾードンの合体シークエンスを見せないのは「ちょっ、まっ、えっ！？」
ただ「青春ドラマモノ」と組み合わせて見ると、「意外と」良くできているのです！
青春映画部分での成長や葛藤、あるいは勇気ある行動がヒーロー映画部分でもしっかり生きている。カタルシスがきっちり描かれているのには驚きました。
ナメてると火傷する系の意外な掘り出し物でした。
