パターソンのケタケタのレビュー・感想・評価

なんともない日常の時間は 刻々と過ぎていっちゃう。この世界線の人間になって、好きな人と暮らしたい。けどその日常が幸せってことに気づかなきゃいけないなあ。序盤の方にバーで出会った女に振られた男のセリフがそっくりそのまま自分に言えるなって思ってしまった。一人の人間の日常をそっくりそのまま映画にしたような作品だからこそ、映画途中に挟まれるパターソンの詩が一つ一つ身に染みる。