何も無い日常、詩を書く日々
(本作は映画特有の怒涛の展開に疲れきった人、静かな映画が見たい人にオススメしたい)
パターソン市に住むパターソンは毎日詩を書く。
朝は妻にキスをして家を出て、夜は犬の散歩がてらバーに立寄る。
同じルーティンを繰り返し、代わり映えの無い日々を過ごす。
良い意味で薄味の内容だからこそ素材(役者、映像美)が際立った作品
パターソン役のアダム・ドライバーの演技力には驚かされる。
登場人物の会話の内容に関する出来事がつぎのシーンに起こることがある。
主人公に対して見えない何かが働きかける〝縁〟を感じた。
劇中に出てくる詩が素敵すぎて調べてみるとまさかの実在する著作物!片っ端から調べていきたい。