☆ 人 生 賛 歌 ☆彡
詩の創作が好きなバスの運転手、パターソンの一週間の物語。
映画的な起伏や、感動的な事や衝撃的な事はびっくりするほど何もない。
とても静かな作品。
それなのに、なんなの?!この、こみ上げてくる多幸感!
パターソンがいい奴過ぎる♥
芸術家肌でけったいな奥様の、時にはドン引きな提案も薄ら笑いで受け入れて、シークレットパイの出来栄えもについても何も語らず薄ら笑いで大量の水で流し込む。
日課の、愛犬マーヴィンがちょっと云うコトをきいてくれたら、有難うって伝える。
なんていい男♡
毎日おんなじくらいの時間に起きて、愛するパートナーにキスをする
キスから始まる一日は大体昨日と同じことの繰り返し。
繰り返しの中でパターソンは詩をしたためる。
その詩からは日常への愛が溢れてる。
マーヴィン🐶がヤバイくらい可愛いのよね。
パターソンは色々失ったけど、変なジャパニーズトラベラーから真っ白なノートを贈られる。
あのノートは未来の可能性の象徴。
きっとパターソンは翌日も同じくらいの時間に起きて奥様にキスをして、バスの乗客のたわいのない会話に耳を傾ける。そして詩をしたためて、傾いたポストを直す(←このエピソードの真相には笑った^^)。夜にはマーヴィンと散歩に行く。
でもそれは先週と同じことの繰り返しではないのよね。
全然特別な感じはなくて、ありきたりな日常をかっこよく描いている本作。
パターソンだけじゃなくて、誰の人生も映画になるよねぇ~って想えてなんか励まされたな。
ジム・ジャームッシュの日常への愛が溢れていて、胸が熱くなる。
へこんだときとかに観返したくなる、良作(^^♪
月曜日のランチボックスに入ってたミカン。
使徒っぽくて可愛い♡
奥様も素敵な女性。一緒にお絵かきとかしたい(⌒∇⌒)♪
ライトなビールが吞みたくなるなぁ🍺