人はなぜ詩を書くのか。きっと、そうせざるを得ない強いなにかに後押しされるから。
劇中で、主人公のアダムドライバーは美しい恋人がいて、特に不満のない仕事があって、生活することには何不自由ない感じがしている。
けれども、詩作をせずにはいられない。
その心持ちが、私にはとてもわかる。
ジムジャームッシュがこういう映画を今創ってくれたことがとても素敵なことのように思える。
英語でいう、あーハー?ってウケるよね。
わかったつもり、共感してますよQuote、みたいな。
詩って、そういうものから一番遠いところにあるもので、ジムジャームッシュが何を言いたいのか、何回も見たくなる素晴らしい映画でした。
この映画の好きなところ、少女詩人、コインランドリーラップ、レインコートを着てシャワーを浴びる永瀬正敏。
最高です。