えむ

ジェイソン・ボーンのえむのネタバレレビュー・内容・結末

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

再び逃亡生活に戻ったジェイソン・ボーンはファイトクラブで生計を立てていた。対戦相手を一発KOした後のボーンの怯えたような表情はどういう意味だったんだろう。誰かに見つかるのを恐れている?今の自分の生き方が苦痛?曖昧な過去の記憶を思い出そうともがき苦しんでいる?

前作でニッキーがボーンとの関係を匂わせるような発言をしてちょっと気になっていたのだけど、その真相を知るとができなくて残念。逃亡生活のせいかニッキーの接触の仕方も手馴れてる感あったし、ボーンの良き協力者として今後も活躍して欲しかったな。彼と一緒にいるといつかこうなるだろうと分かってはいたけど。

ボーンの格闘シーンはカリを取り入れたスタイルがとてもかっこよかったのだけど、今作はボクシングスタイルでおまけに格闘シーンが短い。その分カーチェイスはかなり派手だった。装甲車が車を蹴散らしていく様はついつい笑ってしまった。

リーは今後も関わってくるんだろうけど、まだどっちつかずなのかな。情報長官に対する消します発言は、地位を得るためにわざと言っているのか、それとも本当に地位のためなら何でもするような悪徳捜査官なのか。でもパメラみたいに上手くいけば利用する価値はありそう。

ボーンの過去について新たな発見もあり、新章のスタートということで今後どうなっていくのか楽しみ。
えむ

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