えだ

ジェイソン・ボーンのえだのネタバレレビュー・内容・結末

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

シリーズのファンとしてはボーンシリーズの新作が見れたことに感動&大興奮!!
手持ちカメラ、寒色の街中のカット、むちゃくちゃなカーチェイス、スタイリッシュな格闘シーン、そしてエンディングの「オーベイブオーベイブ」笑、シリーズの様式美ですね。
しかも敵役はヴァンサンカッセル!
マットデイモン・ヴァンサンカッセル・ラスベガスとか、もうオーシャンズ12やんけ!(謎の興奮)

ただ脚本は相変わらず薄く作品としては(レガシー含めて)今までで一番つまらなかった。(そもそもボーンシリーズにストーリー性を求めるのがおかしいのかもしれないけど…)
「実はトレッドストーン作戦の立案者はボーンの父であり、テロに見せかけCIAの手により抹殺された」という秘密が中盤に明かされるんだけど、それ以降ボーンが何の為に戦っているのかが全然伝わってこなかった。(父の仇を討ちにいくのか、アイアンハンド作戦(作戦)の阻止なのか、CIAへの復帰を望んでいるのか)
あと、劇中ずっと今作のヒロイン(ニッキー枠)が、「ボーンはCIAに戻るわ」と主張し続けるのだが、肝心のボーン本人のCIA戻りたい描写がほとんど無いので(私が見逃していただけなのかもしれないが)、完全になにいってだこいつ状態。
ボーンがCIAに戻る訳ないじゃないの、あほか
えだ

えだ