このレビューはネタバレを含みます
最近気になる所ジョージが出ていると聞いて見た予告編にやられて観賞。
最初の第一回摩阿陀会までの展開が心地好い。
地主とのやり取りも好い。
ノラの話は静かな感じ。
最後は少し賑やかになるけれども、やっぱり静かな感じ。
所々に挟まる歌歌に、情緒を揺さぶられるのが好い。
終戦直後、三畳の小屋に住んでいたけれども、あの感じとても好い。
「充ち満ちた酒瓶を開けるとポンと音が鳴り、その音に、座の連中四人は思わぬ笑みを浮かべた」って感じだったな。
黒澤映画はこれで三本目。「七人の侍」のことはよく覚えていないから、もう一度見なくてはと思う。「赤ひげ」のことはよく覚えている。あの映画はやばい、今んところ最強。