過去鑑賞。黒澤明1993年脚本・監督作品。
黒澤明監督が敬愛する随筆家・内田百閒と教え子たちの交流を、ほのぼのとしたタッチで描いた監督83才の遺作となった作品。
作家活動に専念するために教師を退…
「作家とおやつ」というアンソロジーの内田百閒の文章が良くてそう言えば黒澤明の『まあだだよ』見てなかったなと思い図書館で借りて観た。「七人の侍」「天国と地獄」など黒澤映画は子供の頃から見て「影武者」の…
>>続きを読む巨匠黒澤明監督の遺作がまさかの日常系となったのも何かの運命なのか。戦争が背景にあるもののダイナミックな描写もなく社会に何かを訴えるものもない。群像劇ではあるが悪役はおらず陰謀も駆け引きすらない。ただ…
>>続きを読む文筆活動に専念するために大学を辞めた百間先生の家を舞台に、自由な人生を謳歌する先生とその門下生との交流を描く。
空襲による家の焼失、摩阿陀会の発足、不動産騒動や愛猫の失踪騒動などの出来事はどれも地…