まる

SING/シングのまるのネタバレレビュー・内容・結末

SING/シング(2016年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

地上波で!

ラストのショーたのしかったー!
シンガーたちはそれぞれ自分の持ち味をフルに活かし想いが溢れるパフォーマンスをして、観客は思い思いに手あげて体揺らして音を浴びて、ライブって最高だよな!!!っておもった。

自分の殻を破る瞬間とか自分の道を選ぶと決める瞬間って最高。
私はなかなかできずに生きてきたし、夢も諦めた側の人間なので、そういうの苦しくなりながらも感動しちゃう。誰かの努力で感動してる。そしてまた小さなことでも頑張ろうかなと思える。

最後の劇場再建設からこけら落としまでのシーンが好きだった。
崩壊した現場からバーンッ!と画面が変わって新しい劇場が現れるのも良いけど、少しずつ骨組みができ、屋根が壁がつくられるところが早回しで描かれ、完成した劇場の前で昔の写真と同じように今の仲間たちに囲まれてのセレモニー。とても良い。

家事がいつも通りなら奥さんの不在に気付かない旦那、息子を犯罪に巻込む父親、モラハラな彼氏、娘の話を聞かずプレッシャーをかける家族、ちょいちょいリアルで闇な感じもあり、オモシロ!ハッピー!な展開だけじゃないのも良かった。最後には各々ちゃんと向き合ってた…と思うし…?

正直ちょっとハマりきれんところあったけど、良いシーンもあったのでおもしろかった!
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