ダメ男ばっかりに引っかかり、失恋の悲しみを友達に八つ当たりしちゃう
いわゆるイタイ女子マーサ。
そんな彼女が偶然出会ったのは、
「人殺しは許せない主義だから依頼人を殺してしまう」
という破綻した倫理観を持つ陽気な殺し屋。
惹かれ合いながら行動を共にするうちに、
マーサは意外な素質に気付いていく。
オープニングタイトルと同時
軽快なステップを刻むサム・ロックウェルの登場シーンはかっこよすぎて声が出た
バタバタ人が死ぬキレッキレのアクションなのに
全員どっかしら頭のネジがゆるんでる。
理屈なんてクソ喰らえとばかりにサクサク進んでいくテンポの良さは
ご都合主義もいいとこだが、
ケレン味たっぷりに演じるサムとアナの空気感が滑稽で
すんなり受け入れられてしまう不思議。
サム・ロックウェルがヤバい奴な映画かと思ったらアナ・ケンドリックの方がヤバい奴だった
デートシーンはまさに理想的でうっとりしたし、
ビジュアル重視だと分かっていても、
アクションとのバランスがまあまあ取れているので
ポップコーンムービーとして十分満足できる
ただラストバトルはアナの活躍がもう少し欲しかったな