昼は天才会計士、夜は暗殺者の男を主人公に据えたアクションムービー。ウルフ（ベン・アフレック）の射撃シーン、隠れ家の場面に胸が踊った。ジョン・バーンサル演じるヒットマンもカッコ良くて好き。
顔を合わせず敵対してきた二人は実は…！な展開、まあまあ好きなんだけどベタが過ぎたきらいあり。もう少し父親絡みの確執で盛り上げる構成ならまた印象が違ったんだろうけど。その後のプレゼントのくだりはTHE・男の子がやりたい贈り物感あって笑う。暗所での謎な精神統一（？）といい、所々に作家性というかモロな個人的趣味が迸っていて可愛げを感じる。
本国での評判は最悪だったと聞いたが、少年期の自閉症設定、父親からの折檻描写について問題提起がまるで無い点に非難が飛んだのかな（観ている間はそこまで気にならなかったが）。むしろJ.K.シモンズの大物かと思いきや→ドヤ顔かますだけで全く使えないジジイだったところが気になった。あの配どころはひどい！笑
