タロン

サイドウェイのタロンのレビュー・感想・評価

サイドウェイ(2004年製作の映画)
4.4
コメディとノスタルジーというものの境界線は非常に曖昧なもので、なおかつその曖昧な領域にしかそれらの本質は存在し得ない。少しでも枠の外に出てしまうと、奥ゆかしさが無くなりコメディは安っぽいものになるし、ノスタルジーは重たく漂ってしまう。
おそらく、アレクサンダー・ペインはその曖昧な領域を解析し尽くして、お手製のオリジナルの地図を観ながら映画を撮ってるんだと思う。

松本人志も見習ってほしい。
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