もちもちぽんぽん

リトル・マーメイドのもちもちぽんぽんのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ディズニー実写化すると、またかよ…って斜めから眺めてる奴だが、アンダーザシ〜♬の映像が良くて、ながらでテレビで見るよりでっかい映画館でクラゲに癒されてた方が良いのでは…!と思って字幕行った。

結果、え思ったより良かったぞ…?だった!
以下書き殴り感想。


・実写化するとアニメの90分尺が120分越えになって、ダラダラしたシーンが無駄に入るのが実写の嫌な理由の1つなんだが、個人的に今作は気にならなかった。
世界観やエリックの背景伝えるシーンが多いからかもしんない。エリックは「家族の中で浮いてる」「皆が嫌う世界に興味を持っている」ってアリエルと共通する部分が入ってて良かった。

・追加の音楽も良い。大好きなミラベルやモアナの音楽携わってる人が参加してるって贔屓もあるかもしれないが、リズムが好きで飽きずに見れた。

・動いてるハリー・ベイリーが兎に角可愛い。歌うめぇとは聞いてたが可愛い。えなんで最初の告知でよく見えん暗い中でパートオブ〜をじっ…と歌わせたよ…?って思う。ミステリアスさを出したかったのは分かるけども。

・セバスが衝撃的カニ具合な訳だが、動いてる映像を見てると気にならなくなる不思議。
フランダーは残念だが魚である。いかんせん実写版はパッと見て可愛さが伝わるフォルムでは無い&そもそも出番がすくねぇからかもしんない。

・スカットルがカモメ→カツオドリに変更した理由が謎だったけど、海にズボー!っとダイブしてアリエルと喋ってるシーンでファーーッwwとなった。なるほどな!?
1人くらいアリエルの味方になる女子がいてほしかったので、性別変更したのも良いなと思った。小脇にフランダー抱えとるの面白かった笑

・パパの小魚マントがあまりにもかっこ良くて、あと2回は見たかったのだが、マントとして拘束される小魚の気持ち考えたら時給良く無いと無理である。

・アースラはそもそもアニメの方で語り部要素があるキャラなので、実写の方で1人ベラベラ喋ってても違和感が無い。上手い。
ジェットサムとフロットサムが喋らない状態でどうやってアリエル勧誘すんのかな?と思ったらそうきたか。確かに知らんウツボの誘いよりは、身内の叔母さんの方がついていく理由になるかもな〜と思う。ボツにした設定活かしてて良い。
あのアニメで胸を強調するダンスが、実写の方にも活かされてて嬉しかった。歌と映像が良い分、黄金の契約書はやっぱ見たかったな〜…!!というのが一個残念。

・終盤。
エリックがピンチでアリエルが船操縦して、アニメと立場が逆で面白かった。
「お互いの世界を嫌っている」という設定が強い分、エリックママの歩み寄りが急すぎた。アリエルと交流するシーンがあっても良かったかもしれん。
2人が旅立つシーンは良いシーンだったけど、人魚のみんな出てくる海が浅くてちょっと笑ってまった。すまないと思っている。
いやうん、陸と海が交わる浅瀬で人間と人魚が一緒に映ってるのが良いんだよね!分かる!分かるけどちょっと大量だったから面白かったごめん。