ミノ

冷たい熱帯魚のミノのレビュー・感想・評価

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)
3.9
R20くらいでもいいと思った…邦画のスプラッタがこれほど怖いとは。
何が怖いって、これが実際にあった事件を元にしていること。
何気ない顔をして、そこらに転がっている日常の中に、とんでもない残虐性を持つ者が潜んでいる。
主人公の求めている平凡、「青くてツルツルした地球」。それらすべてが木端微塵になっていく様を、最後はなんだか愉快な気持ちになって眺めている自分もいて。
間違っても人には勧められないけれど、観終わったあと確実に何かを心に残していってしまう作品だと思います。
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