冷たい熱帯魚の作品情報・感想・評価

「冷たい熱帯魚」に投稿された感想・評価

matsuco

matsucoの感想・評価

4.7
園子温映画は始まって数秒でもう面白い。誰かが動いたり喋ったりするだけで園子温独自の世界観がもう始まっている、それが好き。

この映画も予想外の面白さだった。予告編見て友人の感想を聞いただけだと、とんでも無いエログロ映画なんだなぁと、今まで怖くて手に取れなかった映画のひとつ。

今回はhuluで観たからかもしれないけど、特にグロいともエロいとも思わなかった。仕事帰りの電車内で、3日間かけて観たけど毎晩の帰りの電車での私の脳内はエンターテイメントでいっぱいだった。園子温様様!

園子温は、グロい映像やエロい映像を撮るために映画を作ってる訳じゃなくて、「面白い映画」を作っている。園子温ファンならそう思っているはず。園子温ファンはグロやエロを期待している人よりも「面白い映画」を期待している人が多いはず。

まあ確かに人が殺されるシーンは怖いけれど、私的にはどの登場人物にも思い入れや情が湧いていなかったので、悲しい気持ちには一切ならなかった。そこが救い。

吹越満は本当に良い俳優だな。勿論でんでんは大好きで安定のでんでんだったけど。
吹越満のラスト20分、めっちゃくちゃ良かった。この映画の見所のひとつだし爽快な気分にさせてくれるラストだった。なんだかスカッとしたな。

「凶悪」のおじいさんにお酒を飲ませまくるシーンとか、「闇の子供たち」の売春宿のシーンとか、そういう精神的な苦しみが生まれる作品と比べて、この映画は二度と見たく無いとは一切思わないエンタメ作品だと思います。同じ園子温なら「恋の罪」の方がかなり精神が疲れる作品だと思う…あの女教授…でも言ってる事は凄く勉強になるんだよなあ笑。そして結局面白い。

しかし私の園子温ベスト3は、順位とか無しで「ヒミズ」「愛のむきだし」「地獄でなぜ悪い」ですね。大好きです。新しい作品もっともっと観たいです。
『冷たい熱帯魚』(つめたいねったいぎょ、英題:Cold Fish)は、2010年の日本映画。園子温監督、脚本によるホラーで、1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとした物語である。また、同監督による実際の事件をベースとしたシリーズ「家賃3部作」の第1作目である。
ごじ子

ごじ子の感想・評価

2.0
ヒューマントラストシネマ渋谷にて。この監督は、どういう信念があるのだろう。人の下世話な部分ばかり描く職業は自分ならば精神が持たないのだが。細かく見ていくと若干古臭く感じたりつっこみたくなるところもあるのだが、あんまりな衝撃映像の連続でそういうことを言わせない迫力(暴力?)があって疲労感に負ける。個人的には、こういう手法で人を吸引する映画はごく少数派であってほしいと思う。
白の

白のの感想・評価

4.5
マーラー巨人3楽章のBGMは作品にとても似合っていたと思う。

暴力と狂気が人間の心の奥底を貫き、蝕み、哀情が胸にささる何とも居たたまれない展開ではあるが、映像で語られる憐憫と恐怖は、生と性の違和が破滅し、精神が歪みなりへと導かれ、幻想のファシズムがラストを支配する死の舞踏への招待券である。
k

kの感想・評価

3.9
1人で観た方がいい映画。度々とてもアダルトなシーンが入ってくるので…気まずくならない為にも注意が必要。

最初は大きな出来事も無くゆっくりなので、集中出来ずに うーん…となっていたけれど、中盤から後半にかけて引き込まれていきました。
愛子の喋り方など最初はわざとらしく感じて馴染めなかったけれど、最後はとても可愛いと思うように…。すごい。
エンドロールに流れる曲も良かった。劇中でも流れるけれど 切なくなる。

印象に残るシーンが多かった。面白かったです。



醤油をかけると誤魔化せるという、知らなくていい知識を得てしまった。
Ap

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4.1
グロいけどそれよりも映画を取り巻いてる狂気に気分が悪くなった…
yukiadachi

yukiadachiの感想・評価

4.0
日本らしい重みのある映画
好き嫌いはわかれると思うけど
こういう重みのある映画は好き
久しぶりに。前にみたときからだいぶ間が空いたから少しは耐性ついたかな〜なんて思ったんだけど甘かった。時間で薄まる類いの狂気じゃなかった…。ここまでどこを切り取っても不快感を覚える作品は他にないしホントすごいなーと思う。また数年後に観よう…。
かなりキツいな~
静のでんでんと動のでんでん ギャップが怖い
mato

matoの感想・評価

1.7
人物の誰にも共感できず、見終わるまで苦痛だった。日常にうんざりしている自分には、変にリアルな世界と人の内側の汚い部分を見せられることに疲れてしまった。
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