最悪に気持ち悪い。二度と見たくない。
冒頭から全てが気持ち悪い。唐突にフェラーリに乗って現れ、まるで親友だったかのようにズカズカとパーソナルな関係に入ってくるが、自分以外はそれを不快だと思っていない。築き上げたものを根こそぎ奪われていくような感覚。こうゆうおじさんに対する不信感だったり、不安感みたいなものを見事に表現してた。見事に気持ち悪い。
でんでんの演技はいい意味で最悪だった。
だけど親に虐待されてたことをほのめかすという、薄っぺらい言い訳で異常性を説明してしまったのは残念だった。(ノーラン版の)ジョーカーをしたいならそんな言い訳しちゃダメだし、(ホアキン版の)ジョーカーほど丁寧に描写があったわけでもない。キチガイ映画を作って凄いでしょ？と言いたいよう見える感じがあって好きじゃ無い
でもその気持ち悪さを観客に押し付ける事で、見たいものだけ見てんじゃねぇよ！映画に感動とか求めんなよ！思った通りのものが見れると思うなよ！と言っているように見えて凄く響くものがあった。
所謂ホモソーシャルの悪質さも吐き気を催すレベル。
自分は全く好きじゃないけど、こうゆう映画も認められる自由さは大切だよね、、、
