にゃんにゃん

女教師 私生活のにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

女教師 私生活(1973年製作の映画)
3.4
若き風間杜夫の詰め襟白ブリで萌え死ぬ。若い風間杜夫観るともうそれだけで私胸が甘酸っぱく締めつけられて心動かされちゃうの。ついでに梢ひとみの制服も萌える。鶴岡修が若い。クラスの生徒にさりげなく益冨さんがまぎれてた気がしてファッ!?っとなる。私があんまり好きではない、教育への崇高な信念を欠いた女教師もの、女教師であることの必然性はあまりない。市川亜矢子が年増なくせにあざとくてうっとうしくてすごい嫌な感じ。「昼下がりの情事変身」に近い、風間杜夫が年増女に性のはけ口にされる姿が苦しくなる。本心はめんどくさいけど、未熟な男子高校生だからとりあえず年増女を受け入れて飼われる風間杜夫、自由に大空へ飛び立ちたいのに飛び立てない風船の閉塞感、公園の花吹雪の中での情交、じっと見つめる少女、愛してもいないし愛されてもないことに気付く年増女の涙。誰とどれほど体を重ねても満たされない孤独、母性への渇望を描いた、田中登!って感じの芸術性あふれるメロドラマ。芸術みはすごいんだけどあんまり好みではないのは、観念的なところに走りすぎてるのと、芸術的に丁寧に撮りすぎてる濡れ場が間延びしてうっとうしいのと、やっぱり市川亜矢子の魅力が足りない。
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