このレビューはネタバレを含みます
泣きすぎて疲れた………………。
ハンドタオルでは間に合わず、そのあと行こうと思っていたジム用のフェイスタオルで涙を拭う始末。嗚咽をあんなに我慢して、でもできなくて、座席をぶるぶる揺らしてしまったのは『アバウト・タイム』以来かも。
生きるとは、老いるとは……って終始考えた。あと家族のこと。特に三女のご夫婦を見ていて、「かっこいいとかブサイクとか、お金持ちとかときめくとかそういうことじゃなくて、『生活』をともにできる、添い遂げられる人と家族になりたいな」って思った。旦那様、素敵な人だな……
あんなに明るくて快活だったおばあちゃんが、どんどん認知症がすすんでいって反応がなくなっていく姿とか、なんかもう……。
私は家族と良い関係を築けていないけど、でも、意地とかなんだかんだ捨てて親孝行したいなあ本当は。いつまで元気でいてくれるか分からないじゃんね。
途中から、「これは私の映画だ」みたいな気持ちがどんどん大きくなっていった。
素晴らしい映画だったな。一生大事にしたい映画。今回観られて本当に感謝。ため息。