TAKA

牙狼 GARO DIVINE FLAMEのTAKAのレビュー・感想・評価

牙狼 GARO DIVINE FLAME(2016年製作の映画)
4.0
2016.5.31梅田ブルク7 Scr.4

・牙狼戦闘の新境地!
・最高のファン・ムービー
・ヘルマンの愛と男気に感動の人間讃歌

TVシリーズはみていたが、映画版は事前知識ゼロ、予告さえ観ずに観賞。

いきなりびっくり!
だって・・・(゜ロ゜;
ま、オープニングから思わせぶりだったんで、予測はしていたけどf(^_^;
ポスターや予告編みてたら分かるわな(笑)

特筆すべきは戦闘シーン!
牙狼は確かに特撮がウリなんだけど、特撮であるが故の限界があるのも事実。その点アニメには描写の限界がない。リアルがぶつかり合う迫力は特撮に譲るが、本作の戦闘シーンの構図の迫力とエロさ(笑)は素晴らしかった!
映画館の音響も良くて、本作の大半を占める戦闘シーンを充分に堪能できた(^_^)
巨大スクリーンでみたかった・・・それだけが残念。

本作の舞台はTVシリーズの4年後の世界。ストーリーはほぼ予想通りに展開していく。お約束のボケ突っこみも期待通りに炸裂!(笑)

制作者も含め皆本作のキャラが大好きで、皆が観たかった作品を皆で作り上げて皆で観て楽しんだ、そんな感じがした。
正直、牙狼シリーズの知識が全くないと、説明不足で辛いかもしれない。戦闘シーンの迫力は堪能出来ると思うけれど。
でも、それでいい。本作は最高のファン・ムービー(^_^)

世界を守るため、我が子を守るために我が身がホラーとなろうとも戦い続けるヘルマンの姿。ジンと来た。
本作のテーマは他の牙狼シリーズと同じ。連綿と引き継がれていく守りし者の魂。我が子の未来の幸せを信じて戦い、思いを引き継いでいく人間の営みへの讃歌。

ラストシーンは必殺シリーズの特番みたいな感じもしないではなかったかな(笑)
点数は、牙狼のファンなんで少しオマケ(笑) でも、点数並みに充分楽しめた。
ただ一つ、巨大スクリーンでみたかったなぁ・・・
(* ̄∇ ̄)ノ
TAKA

TAKA