「舞台の上では自分のために弾く。確信があるからだ。」
本作を観るまでパコ・デ・ルシアという存在を知りませんでした。
フラメンコというジャンルについても、そこまで知っていたわけではないのですが、彼の演奏には思わず魅入ってしまいます。
いくつになっても、どれだけ名声を得ても、常に探究心を持ってギターに接するところに、天才と言われる所以があると思います。
やっぱすごい人ってとてつもなく謙虚。
舞台上では、観客のためではなく自分が納得できる演奏をする。
それが観客のリアクションにつながるという考え方も、強く共感できました。
ひとつのジャンルに縛られない。
かっこいいなぁ。