シネリーブル梅田にて、吉田監督の舞台挨拶つきで鑑賞。
コメディの要素は面白かった。リリーフランキーさんが天気予報の放送中、下からゴソゴソとパネルを持ち出し、地球温暖化について熱弁し、火星人ポーズをとるところとか、美人すぎて大学で浮いている橋本愛が宇宙人に覚醒したら、ミスコンに出場すると言い出し、ミスコン出場者で撮影会をするけれど、他の出場者が手を繋いでジャンプとかしている中、一人だけおまじないのような宇宙人のポーズをするところとかは、マジで笑えたし、楽しかった。
だけどそのコメディ要素が薄くなって、シリアスな展開になる後半は、退屈だった。テーマとして、家族愛とか人間賛歌とかがあるようだけど、いまいち切実さが伝わってこなかった。原作を読んでいれば、もう少し吉田監督がやりたかったことの真意がわかるかもしれないなと思った。
吉田監督の貴重なサインもいただけて、満足して帰ってきました。今後の作品に期待しています。