美しい星の作品情報・感想・評価

美しい星2017年製作の映画)

上映日:2017年05月26日

製作国:

上映時間:127分

3.5

あらすじ

大杉重一郎は予報が“当たらない”ことで有名なテレビ気象予報士。悪くない仕事、悪くない暮らし、悪くない家族関係(妻・息子・娘)、悪くないはずの人生。そんなある日、重一郎はあるものと遭遇する。それは――空飛ぶ円盤!?「自分は火星人。世界を救うためにこのホシに遣わされたのだ」重一郎のなかに“火星人”が覚醒する。覚醒は止まらない。フリーターの息子・一雄が水星人、女子大生の娘・暁子が金星人として次々目覚め…

大杉重一郎は予報が“当たらない”ことで有名なテレビ気象予報士。悪くない仕事、悪くない暮らし、悪くない家族関係(妻・息子・娘)、悪くないはずの人生。そんなある日、重一郎はあるものと遭遇する。それは――空飛ぶ円盤!?「自分は火星人。世界を救うためにこのホシに遣わされたのだ」重一郎のなかに“火星人”が覚醒する。覚醒は止まらない。フリーターの息子・一雄が水星人、女子大生の娘・暁子が金星人として次々目覚める。それぞれの母星から使命を受け取った家族はそれぞれのやり方で世界を救おうと奮闘しだすが、やがて様々な騒動に巻き込まれ、傷ついていく――。

「美しい星」に投稿された感想・評価

ある一家の悲劇ともとらえられる。

あまりにも奇天烈な物語なのに
役者陣と製作者陣が本気で作ってるとこれはこれで成立してしまっている。
質問の意味より質問されたことの意味だよ。この台詞だけやけに残る。

宇宙人を介しての家族の亀裂から再生の話なのか?
ただの頭可笑しくなった家族の悲劇なのか?
宗教や人種の違い、それぞれの地球の在り方を家族=地球として表しているのか?

何であれ、どの星の人でも、けっきょくは愚かだ。ラストの家族揃ってのドライブシーンは何か良いなと思えた。

リリーフランキーが浮気してた、あの女性お天気キャスター観たことあると思ってたら、GANTZに出てた女子高生だ!
音楽が最高。
佐々木蔵之介の凄まじい演技。
やっぱきれいだなあの瞬間。
onono

ononoの感想・評価

3.6
メタファーのようで事実、事実のようで妄想。そういうねじれは、たぶん世界的にスタンダードな部類に入る表現で、日本映画でそれを試みようとしている本作は意欲作なのだと思う。
家族内のバラバラの信仰と、目の前のことよりも大仰な使命を選んでしまう矮小さなど、翻案に紳士的だったがために、新鮮さをあまり味わえなかった。
自然と人間の関係を示す台詞については特に。
Masa

Masaの感想・評価

3.8
とてつもなく変な映画を観た、、!

吉田大八監督ということで期待して観たが、とにかく頭の中が?だらけ笑

とはいえ、妙に現実感のある登場人物の魅力、斬新な音楽の使い方、ピッタリの役者陣など、良い要素がタップリ詰まっている。なのて全く飽きることなく最後まで惹きつけられた。

リリーフランキーの天気予報場面は毎回爆笑してしまったw
これこそシュールな笑いの極み。
tkbg8164

tkbg8164の感想・評価

3.0
DVD観賞。 橋本愛すきなので・・・
小説とかなり違う印象だなぁ~ もう一度読みたくなった。
sw

swの感想・評価

3.8
独特の世界観、好き嫌いはっきり分かれそう。

自分は、途中からあぁダメなやつかも…と思って気楽に見てた分、フラットに楽しめました。

あの家族が宇宙人なのか、違うのか、そんなことはどうでもよくて、乾ききって崩壊しかけた家族の再生ドラマとして素直に感動しました。
二兵

二兵の感想・評価

4.0
三島由紀夫の原作を、吉田大八監督が映画化。

SFでもあり、シュールでブラックなコメディーでもあり…。

一見、淡々としている様で、実は結構ドロドロな人間模様を描くのは、流石吉田大八。様々な物に対する風刺や皮肉が効いているのですが、結構笑ってしまいます。

映像的には、橋本愛が覚醒するシーンなどは圧巻。

彼女や佐々木蔵之介などは、こういった役をやらせると上手くハマりますよね。(褒めてます!)。特に佐々木氏は「20世紀少年」を思い出す怪演。

それにしてもラスト、結局彼らは本当に宇宙人だったのか、それともそう思いこんでいるだけだったのか…。

人を選ぶ作品かとは思いますが、個人的にはドンピシャでした。
澪Coexist

澪Coexistの感想・評価

3.3
今年一番でした。
ぶっ飛んでる。
意味わからん、、、
何回も観たくなるって大事ですね。
こーじ

こーじの感想・評価

3.9
本当にこんな変な映画見たことない!

高得点かと言われればそうでもないけど、唯一無二の作品。
ずっと心に残るインパクトがある。

本当に宇宙人として目覚めたのか、それともトチ狂っただけか。どちらからでも観れる余白を残しているのが良い。
意味不明な話を、上手なキャスティングで、うまくまとめた。主役は、これは、リリー・フランキーじゃないとだめだった。火星人であり、「太陽系連合」とか言い出しちゃったりする一方で、若い姉ちゃんと浮気の濡れ場もする。これは西田敏行では絶対に無理。佐藤浩市でもだめだ。役所広司ならまだいけるのかな、いや、コメディによりすぎるかな。また、娘役は、橋本愛じゃないと、一気に画が安っぽくなっていたであろう。綾瀬はるかでもだめだし、逆に無名の女優でもだめだった。ほんとうに絶妙に人を選んだ。(亀梨や中嶋朋子は、違う人でも成り立ったかもしれない。)
また、リアルと非リアルの境目のバランスが、とっても上手であった。ちょっとでも足を踏み外したら、「ギャラクシー街道」みたいなことになってしまったかもしれないところ、くすくす笑わせずに、でも下手に小難しくシリアスにもせずに、エンタメと観念的パフォーマンスを同時に感じさせ、2時間があっという間だった。また、何と言っても、BGMが、ずいぶん巧みだった。クラシックになったり、オルタナティブになったり、ダンスになったり。これが、渡邊琢磨という人ひとりだけでやっているらしい。天才なのではないだろうか。
また、細部のエキストラまで、配置や演技や動きを、きちんと統制して、作りたい画にこだわっている。例えば、娘が大学の広研の男にミスコンに誘われるシーンや、お母さんが「美しい水」のセミナーをしているときの、携帯電話の渡し方。リリー・フランキーが局員たちに責められる場面は、1人VS大勢に大胆に配置した、人の置き方を、大事な演出として、意識をしているようだ。別に奇抜なことをしてるわけじゃなくて、「そういうシーンではそうするよね」ということが、完璧にできている。
でも、ところどころ、きちんと攻めてたな。佐々木蔵之介の、惑星みたいにくるくる回り続けてしゃべるところとか、あと、牛!
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