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『美しい星』に投稿された感想・評価

HIG

HIGの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

橋本愛さんが出てたの知らなんだ。

黒沢清さんの侵略者たち?を先に観ていた。
亀梨和也、橋本愛、藤原季節、若葉竜也、リリーフランキー、佐々木蔵之介‥出演者は、個性派揃いなのに、ちょっともったいないなぁという感想。
原作が、三島由紀夫らしいが、多分時代が違うので、内容も全く違うものに変わっているはずだと思って観ても、よくわからない。難解?
だいぶコメディ色強め。設定を少し変えて2時間尺にうまくまとめてきた感じ。これはこれで面白かった。橋本愛が美しすぎる!

原作は「異色のSF小説」として紹介されがちですが、人類の功罪に痛烈な三島節でメスを入れた寓話作品であり、紛うことなき三島文学です。
重一郎の存在は日本の美徳を愛し、憂い、蜂起を呼びかけ、遂には自害した三島由紀夫そのものです。
三島の高潔な魂が肉体という牢獄ら解放され、火星に帰っていることを祈ります。
三島由紀夫原作ということで鑑賞。三島由紀夫は宇宙人小説も書いていたとは。これはリリー・フランキーと橋本愛の変テコな動きが目につく奇怪な宇宙人モノで正直わけわからない。コメディと捉えればいいのか、でも三島由紀夫原作だし、というモヤモヤを強く残す消化不良映画だった。


ということで原作を読んでみた。

米ソ冷戦時の核戦争の恐怖による終末論を背景に、地球の外からの視点で地球人類の状況を大局的に観察し、人類の根源を問うというのが原作だった(三島由紀夫は円盤観測の会合に参加するほどUFOに本気🛸)。おおむね原作に沿っているものの、時代を現代にしたことでだいぶ作品の雰囲気が変わってしまった。問題点を地球温暖化にシフトし、亀梨和也演じる息子、一雄をウーバー配達員でうだつの上がらないフリーターにしたり、リリー・フランキーが奇妙な動きを何度もしたり(不要!)だいぶ軽い印象になった。そのことがメッセージ性を薄め、作品のジャンルを曖昧にし、観るものに大きな混乱を与えている。

政治や思想を風刺的に三島由紀夫の芸術世界に落とし込み、現実と反現実を融合させた原作の映画化の難しさを実感した。

とはいえリリー・フランキーも橋本愛も、映画を観てから小説を読んだというのもあるけどピッタリの配役だったと思う。亀梨和也も原作の雰囲気には合わないけど、今作では何ともいえない哀愁が漂っていて、新たな魅力を発見できた。音楽やカルト風な雰囲気は良く、リリー・フランキーの変な動きはクセになりそう。なんだかんだ言ってこれは時々、観たくなる映画かもしれない。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

2.5
〖小説実写映画化〗
三島由紀夫の同名SF小説を実写映画化らしい⁉️
世紀末思想やらなんやらを詰め込んでる?
難しい作品でした😅

2022年2,346本目
予告をみてファンタジーものだと思い込んでいたが、みんなしっかり人間してた。

お母さんがリアルすぎて...
気を使いすぎる、優しすぎるのは危険だ

とりあえず橋本愛が美しすぎる
sbchlcfltt

sbchlcflttの感想・評価

3.5
わろた。嫌いじゃない。

大杉さんの決めポーズ。
橋本愛と宇宙の親和性。
若葉竜也は作品毎に別の人かと思うくらい。毎度感心する。

原作三島由紀夫っていうのがまた面白い。
青と黒

青と黒の感想・評価

3.5
リリーフランキーの奇妙なポーズと三島由紀夫原作にひかれて鑑賞。原作未読なので少し調べたが1962年に発表されていた。映画では現代に置き換えているので当然内容もそれに合わせてだいぶ改変されている。
カオス感満載。突然異星人だったと目覚めるのは理解できないがそれでもいいのだろう。3人とも目覚めてからが生き生きしている。結局地球人が愚かだってことかな。
ブラックな佐々木蔵之介は本当にカッコいい。リリーフランキーの決めポーズ好き。
原作が三島由紀夫というが、SFなんて書いていたのかと思った。
テーマを地球温暖化に変えたというのは、今の時代に合わせての脚色だろう。

家族が火星人や金星人、水星人になるという展開。
UFOを呼び寄せる動きや、突飛な行動など、とにかく変な映画といえる。

でも冒頭の関りが薄い関係から、星人に目覚めての方がより人間味が増すという描写は面白みがある。
変な風貌や美男美女を集めたキャスティングも、宇宙人となるとよく分かる。
特に橋本愛の美貌がこれほど生かされる役柄は早々ない。

ラストの地も福島を選んでいる辺りも確信的。
多分万人受けはしないだろうけど、カルトな映画になりそうな中身だった。
tosyam

tosyamの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭ゴッドファーザーのような導入で名作感max。リリーフランキーが宇宙家族意識に覚醒した新興カルト宗教の教祖。亀梨和也はuberの底辺からテロリスティックに政治秘書になりあがる。母親は教団献金的な仕入れ金詐欺に遭う。リリーフランキーの死生はコロナをも想起。あまりにもタイムリー。そしてsf作品としての構造もアクションメインじゃなくディスカッションメインのポリティカルフィクションなアルファヴィル系ゴダール調。うんやはりあまりにもタイムリー。スローターハウス5ガープの世界の世界。
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