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メットガラ ドレスをまとった美術館のakkyのレビュー・感想・評価

3.6
キュレーターのアンドリューボルトンにまんまと胸キュンしましたよ。
物静かで長身を居心地悪そうに猫背なのとか、ジャケットを脱いだ時の「ワイシャツ」といいたくなる出で立ちとか、くるぶし丈のパンツがチャラく見えないのとか、ニューロマンティックでユースカルチャーに目覚めて、その時からずっと少年の心で感動することを仕事にしていると、なんとあなたも同世代ですか(*^^*)
もちろんボルトン氏の事は知らなかったので、アナウィンターがバリバリやる映画かなと思ってたよ。
開催に間に合わないという中、最後までドレスの裾を直して、引いて見て、また直してのボルトン氏。そうなのよ、ぎりぎりまで諦めずに最後に手を入れるか諦めるかが大事なの知ってるよー。

アパレル勤務時代、展示会の朝お客さんがくるぎりぎりまで資料作ったり、朝サンプル取りに行ったりしてたのを思い出した。

最後、ソーシャルチーム(エディトリアル?)の男性が「これ、絶対アナが気に入るよー!」って言って、アナに見てもらったらまんまと「この写真最高ね」と言われて、みんなニヤニヤしてるところとかわかるわかる!って思った。
このくそババア!って思ってると思うけど絶対嬉しいよね〜。アナウィンターは昔はただ怖いオバサンと思ってたけど、ちゃんと筋が通ってるんだな〜と改めて好きになった。

そうだ、「この人達には来て欲しく無いわね、問題多すぎ」と言ってるの、ジャスティンビーバーかな〜って思ってたらちゃっかり来てるのとかおかしかったw
しかも最後まで飾るれるか否かで揉めていた人民服のコーナーで「これ着てみたいな〜」といかにも食いつきそうと思ったら食いついていた。わはは。
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