メットガラ ドレスをまとった美術館の作品情報・感想・評価

メットガラ ドレスをまとった美術館2016年製作の映画)

The First Monday in May

上映日:2017年04月15日

製作国:

上映時間:91分

3.9

あらすじ

2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館(MET)。伝説のファッション・イベント《メットガラ》が華やかに幕を開けた。主催は“プラダを着た悪魔”こと、アナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナや、ジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイといったアカデミー賞の常連、ファッション界の重鎮ジャン・ポール・ゴルチェほか、一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまといレッドカーペットを闊歩…

2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館(MET)。伝説のファッション・イベント《メットガラ》が華やかに幕を開けた。主催は“プラダを着た悪魔”こと、アナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナや、ジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイといったアカデミー賞の常連、ファッション界の重鎮ジャン・ポール・ゴルチェほか、一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまといレッドカーペットを闊歩する豪華セレブリティたち―。

「メットガラ ドレスをまとった美術館」に投稿された感想・評価

たくや

たくやの感想・評価

2.5
所々で日本文化を中国と混同している場面が散見される。中国がテーマなのに歌舞伎が話題に入るなどアジア文化なら何でも中国になるのか?VOGUE誌が考えている中国なら何でも良いのかなぁ?何でファッションに毛沢東が必要なのか?
原題が「5月第1月曜」なのに、邦題に美術館を入れないで欲しい。メトロポリタン美術館なら興味が湧いたが、ファッションの話で退屈だった。
圧倒的映像美

作品のテーマ性や議論はそれぞれ明確な答えを出して解決するのではなく、どう自分の意思を伝えていくかが重要視されていた。

にしてもドレスとか空間の使い方とかが全て美しくて、ミザンセンの構成が素敵すぎた。
hitomi

hitomiの感想・評価

5.0
ファッションデザイナーは職人であってアーティストではないっていうデザイナーも多いけど、私はファッションはアートだと思ってる。ファッションは思想でもあり、生き方だから。だからファッションが楽しいし、ファッションは絶対に欠かせないものだと確信しました。

また何回もリピートしたい映画
kana

kanaの感想・評価

5.0
衣装、空間美術、演出すべてがため息が出るほど美しかった。
一夜のためにすべてが進んで行くそのすべてを巻き込んでく力がすごい。
ウォン・カーウァイが美術監督していたのに驚いた。
ayao

ayaoの感想・評価

4.5

2017年59本目

"ファッションは芸術なのか?"という、よく議論される問題。前に観た、マークジェイコブスのドキュメンタリーで、彼はファッションは芸術の中でも最も軽視される、後ろめたい、というような発言をしていたのを思い出した。

アレキサンダーマックィーンの回顧展を越える、というのを念頭に、鏡の中の中国という展示の準備を進める裏側のドキュメンタリー。"プラダを着た悪魔"のモデルと言われるアナウィンターもでてきます。

レッドカーペットを美しいドレスを纏って歩く世界のセレブたちを観ているだけでもほんとうに楽しかった。
芸術なのか、そうじゃないのか、それはもうどちらでも良いと感じた。
芸術でもそうでなくても、ファッションは人々を楽しませてくれるし、心打たれるものであることに変わりはないと思った。

ジャケットがほんとうに美しいシーンで、リアーナのドレスのシーンと並んで好きでした。とても。
はる

はるの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

はー、なんだろな、情報量が多い。見応えがありました。

『プラダを着る悪魔』から十五年、最近になって『アドバンスト・スタイル』『ディオールと私』『ファブリックの女王』などなど、ぼちぼち見ながら、美しいもの、ファッション関係に触れるなら劇映画よりドキュメンタリー映画、と感じていて、レンタルDVDの予告情報を見て、これは、と思ってTSUTAYAで借りて見ました。(配信も活用するようになったけど、レンタルショップが好きです、なくならないでほしい)

ハイファッションには疎く、辛うじてブランド名を拾えるくらい。これで登場人物にも馴染みがなかったら大変だったかも。ジェシカ・チャスティン、ジュリアン・ムーア、リアーナなど、好きな女優、知ってるセレブが登場していたので、観やすかった。ビル・カニンガムなどの登場にもニヤリとできた。なにより、『プラダを着た悪魔』のモデル、アナ・ウィンターの映画として面白かった。

ファッションはアートから除外されてきた、女性の文化として軽んじられてきたからだろう、という指摘は非常に刺激的だった。
『プラダを着た悪魔』について問われたアナ・ウィンターが苦笑まじりに「人々がファッションに目を向けるきっかけになったのは良いことだと思う」と答えたのも興味深く。そうだ、たしかに、あれは現在のファッション映画のエポックメイキングだった。
映画や演劇には衣装賞があるけれど…並の映画評論家がどれだけ映画内のファッションについて語れるだろうか。観客はどれだけ映画内のファッションに注目してるだろうか。面白い。

米国と中国、ファッションと映画を通じて、中国資本と手を組んだ現在のハリウッド映画業界の関係も見えてくる、興味深いドキュメンタリー映画だった。

しかし、アメリカのトップアーティストたち、随分と無邪気に「文化の盗用」をやるんだな!?という印象。この感覚ならポリコレのせいで窮屈になった、というクリエイターがいるのもわかるかも、配慮することが多くて自由な発想が阻害されてしまう、ということなのかもな。

だって、「実際に中国に行く必要はない。映画を見ればいいのだから」なんて、凡人なら思ってても恥ずかしくて言えないよ!? あくまで幻想の中国にこだわるならなおさら、実際の中国を見たうえで、自国の映画文化がなにをしてきたか、西洋と東洋の関係を理解した上で幻想を描かないでどうするよ!? 無知を振りかざす暴力性に対して無頓着すぎでは!?

東洋趣味だと批判されてしまうことを恐れている、っておまえ、だって、やってることが東洋趣味そのものじゃねえかよ!? 毛沢東と仏陀を同列に並べ…思いついても、知識があったら真面目に言うか!?と。「なんでも政治的に捉えられてしまう」…だって、国際的な文化活動は大なり小なり政治的な行為だもの!

でもちゃんと、それはまずいよ、と指摘するひとが仲間にいるんだよね。そこが日本と違うというか…自由な発想でクリエイティビティを発揮するひとに、商業的に誘導するひとがいる、大事。超大事。

世界最高峰の美術館のキュレーターによるマネジメント、ヴォーグ編集長アナ・ウィンターの大プロジェクトを追った、お仕事ドキュメンタリーとして、アートとビジネスの金言が詰まってるのも贅沢。

リアーナがアメリカンドリームを背負ったスターだという指摘にもなるほどなと。黒人の女の子が大スターに、なるほどな。

しかし各界セレブが集まったパーティー…いかにも世界最高峰の一握りの金持ちが集まる場、という感じがして、ちょっと辟易したな…東洋人として、中国に大きく水をあげられてしまった日本人としては、こいつらに文化や経済や政治を牛耳られてるんだな…と僻む気持ちにどうしてもなった。

いろんな意味で圧倒された。ファッションや化粧品を扱った日本映画、どれだけあるだろう、女性プロデューサー、女性監督に頑張って企画してほしいなと思った。
ファッション関連のドキュメンタリー初めて観ました。
プラダを着た悪魔のモデルになったアナさんの登場でとりあえずテンションあがり、最初の方でちらっとアンディー・ウォーホルらしき人物が映ったような気が…似てるだけかな?
あ!あの人もこの人も!って感じで映り込む人を見てるだけでもけっこう楽しいです。

おもしろいですねぇ〜。ファッションは芸術か?と聞かれたら、私はそうだと思うと答えます。たしかに、g〇とか、ユ〇クロとか、しま〇らとかで売ってる服そのものを芸術と呼べと言われるとう〜〜んって感じですが、それらを使って私達は自由に自己表現できるわけですよ。
そういう意味では芸術って言ってもいいんじゃないかなぁと。
だから、日本人の女の子のほとんどが雑誌でみたコーディネートをそのまんま真似して、結局電車の座席を見渡すと同じ色合い同じ雰囲気の服装がずーーーーっと続くのは、なんだか残念というか、もったいないなって思います。そして「みんなと同じ」を推奨する空気ね。
ちなみに私、昔から色のセンスが不思議とか、私には着られない組み合わせとか、言われます。どういう意味で言ったかは知りませんがプラスに受け止めることにしています。笑
ま、この話映画の内容には全く関係ないですが。

この映画「鏡の中の中国」っていうタイトルの展覧会を無事開始するまでのドキュメンタリーなんですが、私(東洋人)が西洋の文化をお洒落だなと感じるのと同じように、西洋人たちも東洋の文化に魅力を感じるんですね。これのどこがミステリアスなの?って感じですが、外から見てみると内からではわからないような何かが見えるんだろうなぁ。

とにかくリアーナの全く実用的でないドレスが嘘みたいに美しいです。似合うかどうかも大事だよね。肌の色とか体型とか、髪の色と質感とか、顔立ちとか…とにかく全てが完璧なドレスでした。
Watching it has made me realize what it is to be an elegance.
緑玲奈

緑玲奈の感想・評価

4.1
メットガラ=リアーナのオムレツ
室内でのサングラス、憧れちゃうわ。
おいわ

おいわの感想・評価

3.3
ファッションを芸術としてどう魅せていくのか、中国の歴史を政治的に刺激せずにどうファッションで表現するのか。
人物にクローズアップするということもさほどなく、本当にどうこの企画展を作り上げて行ったのかを追うドキュメンタリー映画。
ファッションは芸術として軽視されがち→いやいやそんなことはない!と声を大にして言える圧巻の世界観に魅せられます。
張り詰めた空気感が続く中で、最後のエンドロールが一息つけてほっこり。
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