kuma

メットガラ ドレスをまとった美術館のkumaのレビュー・感想・評価

4.8
ファッション界最大級のイベント「メットガラ」の裏側に密着したドキュメンタリー映画。とにかく、考えさせられるシーンや名言が盛りだくさん。

私も「メットガラ」は大好きで、毎年楽しみにしているイベントです。この映画は主に、企画展示を担当したスタッフがメインとなっています。『オーシャンズ8』の舞台にもなったり、世間の認知度も高くなってきたんじゃないでしょうか。

毎年、テーマが決められてますが、今回は“チャイナ”。見どころの1つは、中国とのやり取り。中国側は映画の影響で、中国のイメージがファンタジーのようなデザインが主流になってる事をあまり良く思ってない。(洋画に出てくる日本を想像すれば分かりやすいかも..)「メットガラ」の展示物は無事に、完成するのか。観ててちょっぴりハラハラします。

観てる側はただの《テーマ》でしか無いけど、作る側は裏で複雑で繊細な仕事をしているんだと、改めて分かる内容でした。

この映画を観れば、きっと「メットガラ」がより楽しみになること間違いなし!毎年映画やってほしいぃ~。後、めっちゃ行きたくなった!

追記:ラストにヴォーグの雑誌担当者?が表紙の写真決めるために、「メットガラ」の写真を初めて見るシーンがテンション高くて面白かった(笑。え、この人の密着やってほしい!
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