久しぶりに感情を揺さぶらされた。
100人のうち5人くらいしか絶賛しなさそうな映画なんだけど私の中では間違いなく名作。
平たく言えばB級ホラー映画なんだけどただのホラー映画に留めるには惜しすぎる。
更にこの作品はチープな感じが逆にとてつもなく良い。
ただこれはR18にするべき。教育上良くない。
しっかりしたエログロシーンが満載だから、ってのはそうなんだけど何故か少年の純粋な感情や疑問になんの疑いもなく同調させられてしまうので自我が確立されてない時に見てしまうと影響されるんではないか。
まぁエログロ胸糞の種類もかなり異端で良くない意味で「違う世界を見せてくれる」のでR25にされても異論はない。
見てる間は1人の少年の話に引き込まれていて気付きにくいけどこの映画は様々なジャンルに当てはまる。
サスペンス、ホラー、スプラッター、胸糞、青春、ヒーロー、キッズ、人情、ブロマンス、人種問題、LGBT、、、ちゃんと考察すれば他にも色んな要素は出てくると思う。胸糞エロはあるのに唯一恋愛要素だけは皆無。この点も個人的に高ポイント。
ー
先述の通り全然見たことない俳優で揃えられていたり、一部カメラアングルが独特だったり、映像にかかるフィルターがすごく少なかったりするなどチープ感は否めない。とはいえ綺麗なところは本当に綺麗(芸術的)なのでハンニバル好きは迷わず観よう。
今Netflixで見られるので、エログロ胸糞耐性がある人でヒューマンドラマも好きな人にはお勧めしたい（難易度高）
