これはホラーではない。
スティーブという怪物を作ったのは紛れもなく大人たちであり、私たち大人の言動に対する警鐘だと感じられた。
その為、見ていて自分が責められているようで胸が苦しくなるシーンが多々あった。
多感な子どもに対して、いつだって大人は子どもに我慢を強いる。
その我慢が塵に積もりスティーブという皮を被った怪物を生み出したのだろう。
そして、こういった事件は後を絶たない。
その為、変にリアルでその一部始終を見させられているような気分になった。
これを見て私たち大人は本気で考えなければいけない。
という、ホラーではなく社会派映画と個人的には思う。