みう

天国からの奇跡のみうのネタバレレビュー・内容・結末

天国からの奇跡(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

実話なんだ、、

単なる病気ものはあんまり好きじゃないけど、信仰について色々考えさせられた。

アナがヌルコ先生に見てもらえるまでの過程は紛れもなく「人の」優しさによる「奇跡」であって、「神」のおかげでは無いよねって私は思っちゃう。

なんでアナが助かったのか、なんで他の子が助からなかったのか
その説明ができないからそれを全て神が決めたことだとするの…?

「奇跡」と「神」は別だと思う。奇跡は起こるし、毎日が奇跡に溢れてるって考えにはむしろ共感だけど、物事全ての責任を「神」に委ねると、人の努力も優しさも意味の無いものに思えちゃう。

信仰心について考える度に、私は違うなって思うからこそ、多分一生あんまり理解できないことの一つかもしれない。

ただ、神を信じることによって救われる人が大勢いるのは事実だし、それによって心が楽になるならそれはそれでいいっていうのも凄くよく分かるから、否定はしないけど。

あなたに良くないことが起こってるのは何か悪いことをしたからじゃない?って言ってくる人はどうかしてる。同じことが自分の家族に起こった時に同じように思えるの?世界中の苦しい思いをしてる人達に向かって同じことを言うの?ここはほんっっっっっっとにモヤモヤした。
みう

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