とある街の修理工場で働く青年アダム。彼には幼い頃から知る3人の親友がいる。だがアダムには彼らに明かしていない秘密があった。それは "ゲイ" であること。アダムは長年秘めていたセクシャリティを親友に打ち明けようとするが……
友人にカミングアウトをすることへの葛藤、秘密を打ち明けられた周囲の人々の戸惑いや驚きが描かれている作品。
全体的にコメディタッチでブラックジョーク強めなので好みが分かれるかも。でも必要以上に美しく描かれがちなLGBT作品という観点では、リアルに人間味がある描かれ方だったのがよかった。
本当の意味で、カミングアウトを受け入れるとはどういうことなのか、理解しているつもりでも相手に対して無意識に壁を作っていないか、ふと考えさせられる作品です。
