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インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのmomichibaのレビュー・感想・評価

3.8
インディ・ジョーンズ、復活うれしい!
何を隠そう映画で私のヒーローNO.1はインディなのです。初めてインディ観て以来不動。

そりゃ期待しますよ!
インディ贔屓でもちょっと…、と思った前作が若干残念だけど、今回はスピルバーグからジェームズ・マンゴールドに監督バトンタッチ。
いい人選だと思いました。
マンゴールドは、アクション、コメディ、ドラマをちゃんと描ける人だから。

で、結論ですが、
う〜ん、期待ほどではなかった。
いかんせん、やはりハリソンが高齢すぎることがあってか、演技もアクションももったり感がある。アクションはいくらでも編集できそうなのになぁ。
カメラワークと編集がやっぱりスピルバーグほどの臨場感に欠けてる。
マンゴールド監督の『ナイト&デイ』くらいの軽快さとエッジが欲しかった。

ただ、インディを知っていればいるほど、ちゃんと踏襲した場面を散りばめているのはうれしい。
脚本、もう少し練ってほしかった。
友人の娘やショーティを思わせる少年のキャラをもっと明るくすると全体が明るくなったかなぁ。
そして、なんと今回の悪役はマッツだよ。
マッツ出てるだけで作品観るくらいの私としては、NO.1ヒーロー“インディ”+マッツがどれほどうれしいことか。
マッツ、さすがに本作でもいいんだが、せっかく“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンを起用したなら、もっと印象的な見せ場を用意してほしかったというのが本音。
でも〆に出てきたあの人、やっぱりいいです。
泣いたよ。

いろいろ書いたけど、もう一度インディに会えたのがすごくうれしい!
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