たいぞぉ

3月のライオン 前編のたいぞぉのネタバレレビュー・内容・結末

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ファーストデー1100円、ちょっとお得に観ました。

原作ファンとして納得の出来だと思います。
特に将棋パート、棋士達みんな良かった。
主演神木くんは流石の零っぷり。
スミス&一砂とかそのまんまだしw
後藤さんの重厚感とかも流石の伊藤英明!という感じ。加瀬さんの宗谷さんの静かさもいい感じ。

しかしなんと言っても佐々木蔵之介さんの島田八段が凄かった!変な言い方だけらど「本物だ……」って思ったくらい。

そして子役が超頑張ってます。
零と香子の子供時代とか凄い。モモちゃんもアニメ的というよりも、リアルな子供感があって、それはそれで好きです。

一応難点を上げると。
将棋パートに偏っているので、川本家とか学校とかの、ちょっと緩むところが少なかった。疲れるというか息が詰まる感じも若干。

原作3巻分ということで、割とギュッと詰め込んだ感があるなあ、と感じました。原作未見だと置いていかれたりしないか心配です。

あとは、取捨選択なんだけれど。
二階堂と島田さんの繋がりの描写が薄いかなあ。

「桐山のアタマをかち割って欲しいのです」のシーンは削ったら駄目な気がするんですよね。
尺があるから仕方なかったのかも知れないけれどなあ……残念。

しかし後編は4巻から12巻まで……イジメから妻子捨夫までっぽいんだけど、はたして何を削るんだろう(汗)

そういう意味で、評価は後編観て変わるかもしれないなあ。
今のところかなり好きな感じですけど。
たいぞぉ

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